【雑記】2021年1月を振り返って

 節目と云うものは動く理由に託けるには最適だと思うのです(挨拶)
 ブログを開設した当初はもう少し記事を投稿する予定ではあったのですが、理想と現実はなかなか合致しないものでした。言葉を残すという意味ではそれなりにもう少し理由を見つけることはできていたのですが、そこから行動に移さない理由を見つけるのもまた上手でして。結局のところ、怠惰をのさばらせてしまっていたのかなぁ、と。年明け早々反省点が多い一か月となってしまいました。

 さて、閑話休題。2021年1月が終わってしまいました。
 思い返せば2020年の始まりの際はそれなりに高まる思いもありまして、たとえばDOESや東京事変の活動再開、9mmの全国ツアー、そしてやっぱり東京五輪にはそれなりに期待しているところがありました。
 しかし、蓋を開けてみれば疾病の流行やそれに伴う世界の暗澹。個人的に2019年は人生史上最低な一年と銘打っていたのですが、2020年もそれに勝るほどの最低な一年でした。年の後半にはそれなりに希望も見えてきたような気がしていたのですが、結局それも一時のものに過ぎず。覚悟していたとは言え、年末フェスの中止は結構堪えるものがありました。
 そして、そんな2020年が明けて、2021年。少しは希望が見えてくるかと思っていたのですが、それでもやはり陰りは完全に晴れていないといったところですね。。

 前置きが長くなってしまいましたが、以下、2021年の個人的な振り返りです。

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【ライブ鑑賞レポート】ONAKAMA 2021

 私がONAKAMAの3バンドの存在を知ったのは、かれこれ6年前、2015年のことです。当時の私はとにかく格好良い音楽を聴きたくて聴きたくて、それでオーラルの起死回生STORYやブルエンのDAY×DAY、フォーリミのmonolithあたりを知って、それで一日中ずっと聴き続けるみたいな生活を送ってきました。 以来、アルバムツアーや各バンドが主催するイベント、フェスでも率先して観に行くなど、その背中はずっと追ってきたんじゃないかなと自負しています。
 6年も追いかけ続けてきたのだから、当然ONAKAMAという存在も知っていました。2016年、新木場STUDIO COASTにてTHE ORAL CIGARETTESBLUE ENCOUNT04 Limited Sazabysの3バンドが対バン。その発表を観たときに、関西でやってくれないかなと非常にやきもきしたのは今でも覚えています。もともと3バンドはインディーズ時代から物凄く仲が良く、だからこそこの3バンドだけで構成された対バンライブってのはいったいどういうものなのか、何としても見たかったのです。しかし、結局見ることは叶いませんでした。
 それ以降、ONAKAMAという名前は各バンドが時々話題にあげるものの、その開催が宣言されることはありませんでした。オーラルが開催したPARASITE DEJAVUやフォーリミが開催したYON FES、あるいは全国各地で開催されているフェスなんかでも3バンドが同じ日に見れることはありました。それでも、やっぱりONAKAMAには何処か、あこがれを5年間抱き続けていたのだと思います。
 そして、去年。ついに5年ぶりにONAKAMAが開催されることが決まりました。今回は各バンドの所縁のある地のアリーナでツアー形式。関西もオーラルがいるので、開催が決定しました!
 そこからは死に物狂いでチケットを確保し、体調管理に気を付け、かつONAKAMAが無事開催されることを祈り続ける毎日。そして、ついにその日を無事迎えられました!

 以下、2021年1月31日に行われたONAKAMA 2021@大阪城ホールの鑑賞レポートです。ライブ内容、およびセットリストに対しての記載もありますので、ネタバレの存在をご留意いただけると幸いです。

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【備忘録】amazarashi 「末法独唱 雨天決行」

 令和二年。思い返してみれば、最低最悪な一年だったと思います。さも当たり前のように続いていくと思っていた日常。そんな日常が次第に壊れ、いつしか街からは色が失われ。シャッターの閉まりきった表街道には、道を急ぐ私一人。しかし、それすらも序章に過ぎなかったと語れば、後世を生きる人に虚無感が伝わるだろうと思います。
 遣る瀬無さ。不甲斐なさ。日を生きるたびに、募りに募っていく負とすら呼べそうもない中身のない感情。しかしそれも仕方ないことだと偽りの諦念でごまかして、令和2年という時を消費していきました。
 そんな言葉にすらならないような感情を。令和2年という史上最低な一年を。今後決して忘れぬように、少なくとも生きた証を遺しておくように。amazarashiは私たちにこの曲を届けてくれたのだと思うんです。

 以下、2020年12月12日に行われたamazarashi 「末法独唱 雨天決行」の鑑賞備忘録です。ライブ内容、およびセットリストに対しての記載もありますので、ネタバレの存在をご留意いただけると幸いです。


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【ライブ鑑賞レポート】SUPER BEAVER「15th Anniversary 都会のラクダSP ~全席空席、生配信渾身~ @横浜アリーナ」

 最低な一年の中の、最高の瞬間。
 あの瞬間、家で。職場で。帰り道で。電車で。バスで。いや、何処だって。液晶越しに見つめた一時間を、見たすべての人がその言葉を体現できたのでしょう。
 誰も観客のいない横浜アリーナ。寂しげな世界の中心で、それらを吹き飛ばす光と、音のステージ。そこに立つ4人は、SUPER BEAVERの世界でこの最低な世界を塗り替えたのです!

 以下、2020年12月9日に行われたSUPER BEAVER「15th Anniversary 都会のラクダSP ~全席空席、生配信渾身~ @横浜アリーナ」の鑑賞レポートです。ライブ内容、およびセットリストに対しての記載もありますので、ネタバレの存在をご留意いただけると幸いです。

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【フェス前所感】RADIO CRAZY 2020 タイムテーブルとか

 関西の音楽好きなら知らない人はいないと思われるラジオ局FM802。そのFM802が主催する年末大型フェス「RADIO CRAZY 2020」のタイムテーブルが昨日発表されました。
 タイムテーブル含め今年のRADIO CRAZY(以下:レディクレ)についての所感をこれから書いていこうと思うのですが、その中でもまず、開催を目指しているという点について、個人的な思いを記述させていただきます。

 まず、純粋な音楽好きとして、私個人としては今回レディクレを開催するという判断をしていただけたことに、心からありがとうございますと感謝の弁を伝えたいです。
 そもそも、今年のレディクレの開催が発表されたのは、今よりも少し、コロナ禍の影響が落ち着いていた時期だったと記憶しています。一時期に比べれれば一日のコロナ感染者の数も減ってきていて、アーティスト側も政府ガイドラインに基づきながら有観客のライブを開催し始めた、そんな時期でした。当然、レディクレも開催するにあたり、非常に厳密な制限を課し、それでも何とか年末の風物詩の灯を残そうとしてくれました。
 思い返してみれば、今年は俗に言う音楽フェスが殆ど開催されなかった一年でした。5月ごろのメトロックやVIVALA、JAMといった春フェス。本来ならばオリンピックの前後で開催されたRIJFフジロックといった夏フェス。フェスが開催され始めたのは、8月の後半あたりから(RUSH BALLなど)でした。非常に厳しい制限を課されながらも、かつての日常を取り戻そうと、あるいは残そうと。そういう思いから、世間から後ろ指刺されようとも、フェスの開催に踏み切っていただけたのだと思います。そして、年末。レディクレに並んで、メリロック、CDJといった例年の風物詩は今年も開催の方向に踏み切ってくれました。
 個人的に、レディクレは非常に思い入れのあるフェスです。FM802を聴き続けていること。初めて行ったフェスであること。毎年参加しているフェスであること。そんなフェスだからこそ、開催に踏み切ってくれた以上はそれをめいっぱいに信用して、参加させていただきたいと考えています。
 参加するにあたって、体調管理はもちろん、年末年始の帰省、外出の自粛など。自分にできる範囲で、フェスに協力する所存です。

 開催されるのならば、参加させていただく。そんな立場の人間が、今年のレディクレについての所感を記載しようと思います。

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【ライブ鑑賞レポート】SUPER BEAVER「15th Anniversary 都会のラクダSP 特大のラクダ、イッポーニーホーサンポー @横浜アリーナ」

 私が SUPER BEAVER というバンドと出会ったのは、つい最近のことだったりします。
 名前自体は、あるいは曲自体はずいぶんと前から知っていたのかもしれません。それでも、その音楽を意識し始めたのは、2017年、THE BACK HORNの対バン相手として呼ばれていたことがきっかけでした。当時リリースしたばかりの美しい日や秘密、青い春、そして証明。渋谷さんの真っ直ぐな声で歌われる真っ直ぐな歌詞に一気に心を持っていかれ、それから参戦するフェスにSUPER BEAVERの名前があれば最優先でそのライブを観てきました。
 たった3年。SUPER BEAVERを追いかけて、です。フェスで見逃したことは一度もありませんでしたし、そのライブを観た回数は両手で収まりきらないほどです。
 それでも、私はSUPER BEAVERのワンマンライブを観たことは、今まで一度もありませんでした。いつだってライブ公演が発表されればチケットを申し込み、外れても何度も何度も申し込み、けれども、ついぞ一度も当たることがなかったのです。……今回までは。

 以下、2020年12月8日に行われたSUPER BEAVER「15th Anniversary 都会のラクダSP 特大のラクダ、イッポーニーホーサンポー @横浜アリーナ」の鑑賞レポートです。ライブ内容、およびセットリストに対しての記載もありますので、ネタバレの存在をご留意いただけると幸いです。

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【ライブ鑑賞レポート】ヒトリエ「HITORI-ESCAPE 2020」

 その日はある意味でもっとも楽しみで楽しみでどうしようもなくて、ある意味でもっとも不安で不安でどうしようもない日でした。

 12月1日。その告知は、突然行われました。

NEW Digital Single
 2020.12.7 Release Digital Single 「curved edge」

  3人きりになってしまったヒトリエの新譜発表。2019年のあの日以来、立ち上がって、演奏を続けて、皆に会いに行って、ヒトリエの歴史を確かに刻んだ。そんな3人の音楽が、ついに新たな一歩を踏み出すという宣言にも思えました。
 2010年にwowakaさんの、リーダーの曲を知って。2014年にヒトリエの音楽を知って。思い返せば、ヒトリエの音楽を、私は10年近く追いかけ続けてきました。
 10年間、そこにあった音楽はいつもリーダーの曲で、リーダーの作った最高の曲を、リーダーが選んだ最高のメンバーで演奏された、そんなヒトリエの曲しか私は知らなかったのです。
 新たに作られた曲は当然リーダーが作ったものではありません。正直、私はヒトリエというバンドを心の奥から信じています。シノダさんのギターを。イガラシさんのベースを。ゆーまおさんのドラムを。ずっとずっと見てきましたし、だからこそ、信頼しきっていました。
 だけど、もしかしたら。
ヒトリエを信じられていたのはリーダーの曲があったから?」
 そんなちょっぴりの不安が、私の中にありました。新しい曲を聴いて、その後。その時も、私はヒトリエを信じられているのかな、と。
 新曲が出ると告知されて、嬉しくないわけがないんです。ヒトリエが続いてくれること、あの3人の演奏を聴き続けることは、あの日からずっと願っていたこと。そして、ヒトリエが作る世界をずっと見ていたいと、あの日泣きじゃくりながら渇望したのですから。
 今は突然の発表にただ混乱しているだけ。3人が見せてくれる世界。それは絶対に見てみたい。自分の中で絶対的な答えを出して、そして、ついにその日を迎えました。

 以下、ヒトリエ「HITORI-ESCAPE 2020」のライブ鑑賞レポートです。ライブ内容、およびセットリストに対しての記載もありますので、ネタバレの存在をご留意いただけると幸いです。

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